アルカリ性カラーについてvol.1

こんにちは。LOREminatomiraiのYU-MIです。

前回はカラーによる印象についてまとめました。

今回のテーマはアルカリ性カラーと酸性カラーについてです。
まずアルカリ性カラーについて2回に分けてまとめていきます。

アルカリ性カラーとはその名の通りアルカリ剤の含まれているカラー剤のことです。
1剤のアルカリ、酸化染料と2剤の過酸化水素を混ぜて髪を脱色したり染色していきます。

大まかな流れとして、
最初にアルカリが髪のキューティクルを開きます。
次に過酸化水素の働きで内部にあるメラニン色素を脱色します。
そのあと酸化染料が色素を発色させる反応がおこります。
そして発色した色素が大きく膨らみ、キューティクルの外側に流れでないように定着します。

という反応がアルカリカラーをしている時に髪の内部で行われています。

また、アルカリ性カラーにはおしゃれ染めと白髪染めの2種類あります。

おしゃれ染めカラーの特徴は
・脱色力が強い
・色味を発色させやすい
・明るめのカラーはダメージが出やすい
・褪色しやすい
です。
おしゃれ染めはメラニン色素を脱色させる力が強く、アッシュ、ピンク、などの染料が配合されているので色味が綺麗に発色します。
その反面、明るいカラー剤で脱色するほど髪がダメージしやすくなったり、色が抜けた時に明るくなりやすくなります。

白髪染めカラーの特徴は
・染色力が強い
・色が抜けにくい
・色味を感じにくい
です。
白髪染めには白髪がしっかり染まるようにブラウン、黒の染料が多く配合されています。
そのため染める力が強く、カラー後も色が明るくなりにくいです。
一方、暗い染料で染めていくのでおしゃれ染めのように色味を発色させるのはなかなか難しいです。

根元の白髪は染めたいけれど全体を暗くしたくない、という方は根元の伸びている部分は白髪染めでしっかり染めていき、毛先はおしゃれ染めで色味を入れるということもできます。

次のブログではアルカリ性カラーのメリット、デメリットについてお伝えします。

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