ドライヤーについてvol.1

こんにちは。LOREminatomirai のYU-MIです。

今回はドライヤーの使い方、大切さについて説明します。
そもそも、なぜ髪はすぐに乾かした方がいいと言われているのでしょうか。
髪を乾かさないで放置してしまうとどのようなことが起きるのか、以下にまとめました。

・キューティクルが開きっぱなしになる
まず、毛髪は外側からキューティクル、コルテックス、メデュラという三層でできています。
キューティクルはウロコ状に表面に重なっており、髪の内部を守る働きをしています。
またキューティクルは、濡れると開いて柔らかくなります。
頭を洗ったあとに髪の毛を一本両手で引っ張るとゴムのように伸びることがあります。
それが柔らかくなっている状態です。
その状態で時間をおくとキューティクルが開きっぱなしになります。
キューティクルが開いていると、毛髪に必要な栄養や水分が外に流れ出てしまいます。
そのため、自然乾燥すると髪がごわごわと広がり水分が足りずにパサつきます。
さらに外部からの刺激を受けやすくなります。
濡れたまま横になると、髪同士が擦れたり枕との摩擦でキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。
そうなると髪の艶感がなくなり乾燥して手触りが悪くなってしまいます。
キューティクルが開いた状態はとにかくデリケートなので、刺激を与えないようにするためになるべく早く乾かすことが大切です。

・カラーが褪色してしまう
上で書いた通り、髪が濡れているときはキューティクルが開いています。
通常のカラー剤はコルテックスにあるメラニン色素を脱色して色を入れているため、キューティクルが開いていると色が抜けてしまいます。
特にブリーチ毛は色が抜けやすいので、なるべく早めに乾かすようにしましょう。

・翌日のセットに時間がかかる
髪は濡れると水素結合が切れ、乾くと再結合します。
濡れたまま寝てしまうと枕や布団に触れた状態で再結合するため、うねったり変な跡がつきやすいです。
寝癖がついた状態、もしくは自然乾燥でごわごわと広がった状態から綺麗にセットするのはとても大変です。
ドライヤーで満遍なく乾かして整えておくと、ヘアスタイルが長持ちしやすいです。

次のブログでは乾かさないことが頭皮や肌にどう関係してくるかについてお伝えします。

LOREminatomirai YU-MI