こんにちは。LOREminatomiraiのYU-MIです。
前回は3回に分けて毛髪の構造についてお伝えしました。
今回は毛髪のメラニン色素について解説します。
メラニン色素は前々回のブログでまとめたコルテックスに存在しています。
メラニン色素はユーメラニンとフェオメラニンの2種類に分かれています。
ユーメラニンは黒褐色の色素で、
フェオメラニンは黄赤色の色素です。
日本人などアジア人の髪はユーメラニンが多く含まれているので、地毛が黒髪や暗い茶色になります。
欧米人などの金髪や栗毛にはフェオメラニンが多く存在しています。
また、メラニン色素は髪や頭皮を有害な紫外線から保護する役割もあります。
メラニン色素はメラノサイトという色素形成細胞によって生成され、それが髪に取り込まれることで髪色が決定します。
このメラノサイトがなんらかの理由により働きが低下するとメラニン色素が作られなくなると、白髪に変化します。
メラノサイトの働きが低下するのは加齢や遺伝、ストレス、薬の副作用などが影響していると言われています。
メラニン色素はヘアカラーと深く関わってくる部分です。
次回のブログではメラニン色素とカラーの関係性についてお伝えします。
LOREminatomirai YU-MI